ライセンス品とは?海外輸入のインポート品との違い

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ライセンス品とは?海外輸入のインポート品との違い – fashion sense

自分は学生の頃、ヴィヴィアンの財布や定期入れを愛用していました。

チャック柄で可愛くて気に入ってたのですが、ある時にファッション系の専門に通う2つ年上の女の子に「でも、やっぱりインポートに憧れるよね」と言われたことがありました。

その子もヴィヴィアンが好きな子だったみたいで、かなり詳しくインポート品とライセンス品の違いについて話してくれました。

ライセンス品とインポート品の違い

ライセンス品というのは、日本の会社が海外のブランドから名前だけ使用する許可を得て、本家のデザイナーらが作ったのと違うデザインと素材で作られた商品です。

勘違いしてはいけないのは、決してライセンス品は偽物ではないということです。しっかりとそのブランドの許可をもらって、名前を使っているのです。

ファッションビジネスにおけるライセンス事業とは、ざっくり言ってしまえば、いわゆる「ブランド貸し」です。ブランドを借りる側は売り上げに応じたブランド利用料(ロイヤルティー)を払って、利益をあげて行くのです。

本家の製品は別物なので、パリコレなどで憧れたアイテムなどを手にすることはできません。

過去に存在したライセンス品の多くはブランドのロゴを強調したデザインが多く、本家のファンからは苦手意識を持たれていたこともありました。(フェンディ、バーバリーなど)

しかし、ここ数年の間にライセンス品への考え方も変わり、そのままのブランド名の使用は減りました。

変わりに別のコンセプトで作ったブランドだとして、名前を微妙に変化して出す例が増えてます。(マーク・バイ・ジェイコブスなど)

本家の2軍のようなネガティブなイメージが持たれがちなライセンス品ですが、中には成功してるブランドもあります。

ヴィヴィアンやポールスミスはライセンスでも成功

漫画の「ナナ」に登場するキャラクターらがこぞって着用してたとして、日本ではヴィヴィアンブームが巻き起こりました。

その影響も手伝ってか、ライセンス品のヴィヴィアンも飛ぶように売れました。

商品のラインナップを見ても、ヴィヴィアンはライセンス品だとしても、しっかりと本家のテイストを取り入れ、それも日本人好みの形に仕上げ、高品質で出したのです。

値段もそこそこ張るライセンス品であっても売れる・・・ということで、独立した形で認められていたのです。

極端ですが、東京ディズニーランドが、本家のロスのディズニーリゾートとは違った魅力も作ってしまった例に似てると思います。(キャストさんの接客の良さ)

一時期は極力はインポート品を買うように意識してた時期がありましたが、ブランドによっては日本人がデザインして生産してるライセンス品の方が自分に合ってることに気付きました。

見分け方はそれぞれ違う

ヴィヴィアン以外でも、ポールスミスのライセンス品も、独自の魅力があって売れてますね!

ライセンス品の見分け方はブランドそれぞれで違います。

例えばヴィヴィアンの場合は、タグの「ヴィヴィアンウエストウッド」の下に「ロンドン」が入ってれば本家で、入ってなければライセンス品という見分け方もあります。

最近ではブランド名そのものが違うので、そこまで見分け方を勉強する必要もないと思いますが。。

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