人気ファッション系映画「プラダを着た悪魔」ですが、現在でも多くの女性に支持されています。
10年以上前に作られた映画だというのに、今見ても古さを感じなくてお洒落。
モード系ファッションの脅威を感じます。
主人公のアンディを演じたアン・ハサウェイは劇中で数々のファッションを見せました。
今回は、そのファッションを振り返りたいと思います。
・当初のダサ子
ドルチェ&ガッバーナのスペルを聞いて電話を切られてた当初のアンディ。
青のセーターをミランダにいじられて凹むシーンが象徴的です。
この時期のアンディはファッションに興味ないみたいですが、これはこれで可愛いと思いますね。結局、美人は美人だなんて思ってしまいます。
・彼氏に「彼女にバレないうちに行こう」
会社で全く役立たずのアンディが、まずはファッションを好きになるところから改めようと、ナイジェルに衣装部屋に連れて行ってもらい、大改造してもらうシーンです。
バカにしてた先輩に「やるじゃん」と褒められたり、彼氏に「彼女にバレないうちに行こう」と言われたり、ナイジェル先輩の改造は大成功です。
・出勤編
ナイジェルの協力でおしゃれに目覚めたアンディ。
ハイブランドのコートを見事に着こなします。
とてもおしゃれですが、系統がバラバラで「これが私です!」という主張はまだない感じです。
ひよっこのアシスタントがこんな派手な格好をしても怒られない会社なんてあるのでしょうか?笑
・パリ編
映画の終盤、自分の先輩の夢であるパリに来てしまったアンディ。鏡をじっと見つめて濃いメイクをした自分を哀れな目で見つめるシーンが象徴的です。
最後には自分のサイズをバカにしていたナイジェルを見返すことに成功。
ファッション的にもエレガントで、華やかなファッション業界の極地に来た感じです。
・アンディのあるべき姿
ランウェイを辞めて、自分の夢であるジャーナリストになるため新たな一歩を踏み出したアンディ。
ニューヨークに来た当初ほどダサくなく、ランウェイに務めていた時ほど華やかでもありません。
自分の本来するべきファッションはこれだと、トレンドを一回噛んだ後にチョイスしたファッションです。
ファッションの本当に姿は、最後のアンディの姿なんじゃないかなと、個人的にこの映画で一番好きなファッションです。
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