プラダを着た悪魔といえば女性がメインの映画で、ファッション要素も女性寄りでした。
しかし、アンドレアの同僚のナイジェルは数少ない男性であり、彼のメンズファッションもわずかに印象に残っています。
物語の中でもアンディの改造に乗り出したり、業界で生きていく上でナイジェルの協力は必要不可欠でした。
最後の最後にミランダに裏切られ、アンディが業界から去る要因になった人物です。
「このみっともない子は誰?」
面接に訪れたアンドレアの姿を見て「誰だ?」と言っていた彼。
のちに仕事で打ち解け合う仲間になるなんて想像もしてなかったことでしょう。
黒のシンプルなアウターですが、何か洗練されたデザインです。
ミランダに意見が言える立場として、編集社での存在感も強いです。
アンディに叱責
何をやってもうまくいかないアンディにナイジェルが叱責するシーンです。
この業界に憧れている人がどれだけいるか、代わりはいくらでもいると、厳しい言葉を浴びせます。
ここのシーンにてアンディは自分もファッションを好きになっておしゃれになることを決断します。
ミランダに怒られるアンディの横で
みんなで撮影に使えるコーディネイトを考えてるシーンです。
ナイジェルの助言を聞きながらイライラしながらベルトなどを選ぶシーンです。
アンディの「こんなの」発言で場の空気が凍る恐ろしいシーンでもあります・・・。
「僕の選んだものだけを着れば良い」
おしゃれを目指すアンディの背中を押すべく、オフィスの中にある衣装部屋にアンディを連れて行き、そこにあるアイテムを片っ端から手に取ります。
自分の選んだものだけを切れば良いと自信満々のナイジェル。
おしゃれに目覚めたその日から世界屈指のファッション誌の凄腕にコーディネイトしてもらえるなんて最強すぎますね。
しかも、着れる服が全部ハイブランドという・・・。
デザイナーの発表会「見るの耐えられない」
あるデザイナーの新作のお披露目を見に言ったランウェイ一同。
ナイジェルはアンディにミランダのリアクションの定義を教え込みます。
「口をすぼめたら『見るに耐えられない』の合図」と助言。まんまとミランダが口をすぼめたので関係者はヒヤッとしてました。
「毎日空虚なことを言ってる」
雑誌のジャングルのテーマに合わせた撮影にて、モデルに指示を出すナイジェル。
動物っぽいジェスチャーを交えて「ガァー」など言ってる自分に呆れてる感じです。
このシーンはアンディの成長も伺え、私生活が崩壊しかけていることなどを話します。
ナイジェルの「私生活が壊れ始めたら出世の時だ」は名言です。
アンディのサイズに驚き
パリに来て楽しく部屋で呑むアンディとナイジェル。
いつものようにアンディの服のサイズを皮肉ろうとしますが、まさかのサイズダウンの事実を知り驚きます。
ミランダの裏切り
最高の栄光を手に入れる直前で、どん底に落とされるナイジェル。
いつかミランダが見返りをくれるかといえば、「どうかな」と。
ミランダの内部では友情や信頼というものが無下にされていること知ってショックを受け、アンディは業界を去ります。
この何年か後にナイジェルがどうなったか気になりますが、ファッションの世界で重要なポジションに昇進していて欲しいものです。
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