映画「プラダを着た悪魔」のボスキャラであるミランダ。
かっこいいと思うのか、そうでないと思うのか人それぞれだと思いますが、年齢に見合った洗練されたファッションは衝撃的でした。
雑誌社の誰もがビビる怖いキャラクター。同じエレベーターを避けるシーンなどリアル版スティーブ・ジョブズのようでした。
態度だけでなく、ファッションでも絶対権力を示したミランダのファッションは圧巻でした。
アンディが業界に染まっていくうちに、怖さよりも格好良さが際立っていました。
アンドレアとの初対面
ミランダの出社を連携で連絡して戦闘体制に入る社員さんたち。
登場したミランダのプラダのバッグが印象的でした。
黒とパープルとシンプルな合わせなのに、とてもパワーがありましたね。
「それはだたのブルーではない」
雑誌の衣装選びの最中、ベルトのデザインでアンディとぶつかります。
「そんなの」という表現でベルトを語るアンドレアにミランダがカチンときて、彼女の着てるセーターの出生について語り、彼女の大衆ファッションを皮肉ります。
かっこいいっちゃかっこいいけど、めちゃくちゃ怖いシーンでした。
この日からアンディは高カロリーのものを避けるようになりましたが、心の何処かで彼女の言葉が染みたのではないでしょうか。
デザイナーの新作にダメ出し
自分のアシスタントたちを連れてあるデザイナーの新作を見に行きます。
そこでのミランダは終始不機嫌でした。
業界での彼女の決定の強さを物語シーン。または彼女のプレッシャーとの酷な戦いが分かりシーンでもあります。
出社オフィス
ミランダは毎朝出社すると、自分のコートとバッグをアンディのディスクに叩きつけます。
アンディとエミリーの立場が入れ替わった後は、エミリーの机にコートとバッグを置きました。
そのシーンで登場するバッグとコートがどれも派手で凝ってて、ほかのシーンでのシンプルな服装とは全然違う感じでした。
あえてキツさを演出するためにコテコテの派手なコートとバッグを使ったのかな?と別の角度で見て思います。
パーティ
ファッション業界だけでなく、いろんな業界の方々が出席するパーティでのミランダです。
仲の良い人、悪い人でリストができており、アシスタントは個人の情報と対人関係を頭に入れていました。
オフィスにいる時と違ってニコニコとしてるミランダがみれるシーンです。
パリ
最後の最後に本当の魔性の姿を晒したパリ。アンディがこの業界と決別するシーンです。
長くこの業界のトップに居続けるために、ミランダは容赦ない決断を続けます。
すごくヒヤッとして怖いシーンでしたが、やはりかっこいいです!
アンドレアとの再会
ランウェイをやめた後に、ニューヨークでたまたま2人は出会います。
いきなりやめた仕事のボスに対してニコッと微笑みかけるアンディの心臓がすごいですね。しかも、あのミランダ様に。
悪魔のような厳しさはあるけれど、認めた相手に対しては誠意を示す。ミランダの男前な感じがかっこいいラストです。
ベンツに乗車して「ゴー」と言い残す感じ、最高にかっこいいです!
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