随分と昔に、歌手のGACKTさんとデザイナーのmonkeyさんがプロデュースしたアパレルブランドがありました。
ブランドの名前は「Pillers」(ピラーズ)です。
当時このブランドは、GACKTさんのライブやメディアの衣装に多く使われていました。
・ピラーズの特徴
ピラーズを扱ってるお店は、主にヴィジュアル系ミュージシャンの衣装を提供するようなお店でした。
他のヴィジュアル系のブランドに比べて大人っぽい、綺麗なデザインが多かったです。
しかし、ポリエステルが多めであったり、素材面の「?」と思う服も多かったです。
このブランドの売りはGACKTさんのライブなどに使用した衣装の販売だったと思います。
先が四角いブーツや、襟部分の形が風代わりなシャツや、GACKTさんに似合うようなデザインがメインでした。
当時、このピラーズを購入して着こなすことができた方は少なかったと思います。
・GACKTが着てたピラーズ
個人的にはhydeさんと共演した映画「ムーンチャイルド」で着用されてた、白のライダースのイメージが強いです。
当時、このジャケットは予約の時点で完売しており、ファンの間でも幻のアイテムとなっています。
そして、ライブで着用されたドラキュラのような衣装です。
この形の衣装は長くライブで採用されてたと思います。最もGACKTさんの曲の世界観を表現した名作だったと思います。
そして、多くのメディアで履いてたブーツです。
この手のショートブーツは、先っぽが尖ってたり丸まってたりしますが、このように四角なってるモノは珍しいですね。
・ピラーズの現在
現在ではピラーズは生産が終わっています。
GACKTさん本人もこのブランドの服を着ることもありません。
今の若いファンの方は、このブランドが存在してこと自体知らないと思います。
たまにオークションなどで見かけることがありますが、値段はそこまで高くありません。でも、GACKTさんが衣装で着てて印象的だったものに限っては高値で取引されてます。